【20〜11位】存命のG1馬を調べてみた

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競馬

・2024年4月現在

・JRAの平地G1に限る

・外国馬は除外

・消息不明は除外

・同年生まれは誕生日で順位を設定

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20位 タニノギムレット

1999年5月4日生 25歳

02 東京優駿(日本ダービー)

ブライアンズタイム産駒。

重賞3連勝でクラシックの主役だったが、騎乗ミスもあり1番人気の皐月賞で3着。

次走のNHKマイルカップも圧倒的1番人気ながら不利があり3着と勝ち運に見放されていた。

続くダービーではシンボリクリスエスを差し切っての勝利でこれまでの鬱憤を晴らした。

その後屈腱炎を発症して引退、種牡馬入り。

初年度産駒からウオッカを送り出し、父娘ダービー制覇を果たした。

ウオッカを含めて13頭のJRA重賞ウイナーを輩出し、種牡馬としても成功を収めた。

19位 サニングデール

1999年4月1日生まれ 25歳

04 高松宮記念

ウォーニング産駒。

早い時期から短距離で頭角を現していたが、G1勝ちは5歳の高松宮記念まで待つこととなった。

引退後は貴重なインテント系の種牡馬として2021年まで細々と種牡馬生活を続けた。

中央ではこれといった産駒はおらず、地方の活躍馬を送り出すに留まった。

18位 ヒシミラクル

1999年3月31日生 25歳

02 菊花賞

03 天皇賞(春)

03 宝塚記念

サッカーボーイ産駒。

抽選を突破した菊花賞を10番人気で勝利。

このレースは2着に16番人気のファストタテヤマが突っ込み、先述のノーリーズンの落馬も含めて菊花賞史に残る大波乱となった。

その後勝てないレースが続くがメンバーが薄かった天皇賞(春)を勝利し復活を遂げる。

次走の宝塚記念はアグネスデジタル、シンボリクリスエス、タップダンスシチー、ダンツフレーム、ネオユニヴァース、ツルマルボーイなどを相手にしての勝利となった。

このレースはヒシミラクルおじさんと呼ばれる謎の人物が大口投票したことで有名。

その後はケガの影響で活躍できず。

種牡馬入りしたものの、長距離向きと見られたことと、やや時代遅れの血統が敬遠され、種付け数自体が少なく種牡馬としては活躍できなかった。

17位 アサクサデンエン

1999年3月22日生 25歳

05 安田記念

シングスピール産駒の外国産馬。

5歳の暮れにオープン入り、6歳で安田記念を制した晩成型。

その後は秋の天皇賞で4着に入ったり、翌年の安田記念でも2着に入るなど渋い活躍を見せた。

種牡馬生活は5年と短かったが地方の活躍馬を複数送り出し、種牡馬としても渋い存在であった。

16位 ファインモーション

1999年1月27日生 25歳

02 秋華賞

02 エリザベス女王杯

デインヒル産駒の外国産馬。

繁殖牝馬として輸入されたが、無敗で秋華賞、エリザベス女王杯を制した。

続く有馬記念では5着に敗れたものの、3歳牝馬ながら1番人気に支持されており、怪物的な評価をされていた。

その後は重賞を2勝したもののG1では勝てず。

繁殖入りしたが染色体異常で受胎できず、子孫を残せないまま功労馬として余生を送っている。

15位 ビリーヴ

1998年4月26日生 26歳

02 スプリンターズステークス

03 高松宮記念

サンデーサイレンス産駒。

4歳時に破竹の4連勝でスプリンターズステークスを制覇。

翌年の高松宮記念も制し、スプリント女王の名を馳せた。

この高松宮記念は、逃げた前年の覇者ショウナンカンプを叩き潰す強い内容であった。

引退後はアメリカで繁殖入り。初年度から安田記念3着のファリダットが出た。

7番仔のジャンダルムが2022年のスプリンターズステークスを制し、母子制覇を果たした。

14位 テイエムオーシャン

1998年4月9日生 26歳

00 阪神3歳牝馬ステークス

01 桜花賞

01 秋華賞

ダンシングブレーブ産駒。祖母が桜花賞馬エルプス。

デビュー当初から天才少女として活躍し、G1を3勝した。

オークスの3着が悔やまれるが、改めて戦績を見返すと2000mまでの馬で、距離が長かったようだ。

デビューから引退まで本田優騎手とコンビを組んだ。

同時期にテイエムオペラオーが活躍しており、テイエム黄金時代の名馬であった。

引退後はそのテイエムオペラオーの産駒を3頭生み10冠ベイビーと話題になったが、他の父の産駒を含めてこれといった活躍馬は出ていない。

13位 ツルマルボーイ

1998年3月5日生 26歳

04 安田記念

ダンスインザダーク産駒。母は重賞勝ちのあるツルマルガール。

デビュー当初から重賞で人気になっていたが結果が出ず、本格化したのは古馬になってから。

4歳時の宝塚記念2着を皮切りに中距離G1で3度の2着があった。G1常連の強豪であったが、あと1歩でタイトルに届かない日々が続いた。

6歳時の安田記念を差し切りようやくG1ウイナーの仲間入り。

引退後はダートのオープン馬を1頭出したのみで、これといった種牡馬実績は無い。

12位 エイシンプレストン

1997年4月9日生 27歳

99 朝日杯3歳ステークス

01 香港マイル

02 クイーンエリザベス2世カップ

03 クイーンエリザベス2世カップ

グリーンダンサー産駒の外国産馬。グリーンダンサーはスーパークリークを輩出したノーアテンションの父であり、エイシンプレストンはその最晩年の産駒である。

朝日杯3歳ステークスを制し、最優秀3歳牡馬に選出。

その後骨折の影響からか不振の時期があったが、4歳の夏ごろから復調しマイルチャンピオンシップで2着。

その勢いのままに香港マイルを制し、その後もクイーンエリザベス2世カップを連破した。

香港のG1を3勝という輝かしい実績を残したにもかかわらず種牡馬としては人気が無く、少ない産駒の中からシルクロードステークス3着のケンブリッジエルを出すに留まった。

11位 ゼンノエルシド

1997年3月26日生 27歳

01 マイルチャンピオンシップ

カーリアン産駒の外国産馬。

デビュー時から常に人気を背負っていたが、体質的な弱さもあり本格化は古馬になってから。

4歳時の京王杯オータムハンデを当時の日本レコードで優勝。

その後マイルチャンピオンシップ制しG1ウイナーとなったが、その後は不振であった。

種牡馬としては成功とは言い難いが、G3富士ステークスを制したマイネルシーガルや、G1朝日杯フューチュリティステークスで2着のマイネルロブストを出した。

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