【備忘録】尿路結石になった話

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ダイエット・健康

こんにちは。ねおん(@neonoeneon)です
病気の「3大激痛」ってご存じですか?
ネットで調べると所説あるようで
「群発頭痛、心筋梗塞、尿路結石」
「群発頭痛・心筋梗塞・尿路結石」
「痛風・歯痛・尿路結石」
「胆石・すい炎・尿管結石」
「くも膜下出血・三叉経痛・尿路結石」
など様々です
上記の全てに尿路結石が入っていますね
尿路結石は痛みの王様と呼ばれていて、その痛みは出産の苦しみに次ぐとも言われています

尿路結石とは腎臓で発生した結石が、尿道までの尿路を塞ぎ、疝痛発作と呼ばれる痛みを発生させる病気です
発作中は吐き気を伴ったり、発作が無いときも残尿感があったりします
私は去年の暮れに35歳で初めて発症し、七転八倒の苦しみを味わいました
ここではその時の備忘録として経過の推移を残します
初めて尿路結石になった方の参考になれば幸いです

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1度目の発作

11月23日(月)
この日は仕事が休みだったので、家でのんびり過ごしていました。
10時半頃
左後腰に違和感を感じるも、得に気にせずに過ごす
11時頃
左後腰が本格的に痛み出す。痛みでじっとしていられず、歩き回ったりのたうち回ったり
ギックリ腰か?と思い(ギックリ腰未経験者です)どうしていいのかわからず、這いつくばって薬箱まで移動し、ロキソニンを服用しました
その後しばらくの間「orz」の体勢でうずくまっていました
11時45分頃
痛みが治まり、問題なく動けるようになりました
最初はギックリ腰かと思ったのですが、よく考えると腰自体は問題なく動かせたので、どうやら別の要因かと思いました
ネットで調べて最初に疑ったのが「腎盂腎炎」です
腎盂腎炎とは、細菌が尿路から侵入して腎盂に到達し、発熱・悪寒や背中や腰(片側)を引き起こす病気です
体温は37.1℃あり、若干の発熱がありましたので、私はこの痛みを腎盂腎炎だと判断しました
とりあえず痛みは引いたので、様子を見て病院に行くことにしました
※実際に腎盂腎炎だとしたら全身に細菌が回って重症化する恐れがあったので、すぐに病院に行くべきでした)

11月24日(火)
仕事は休み。熱も下がり普通にのんびり過ごすが、残尿感が気になったので、翌日病院に行くことに

11月25日(水)
仕事が忙しく、病院に行けず

11月26日(木)
仕事の合間に病院へ
尿検査とエコー検査の結果
尿路結石と診断されました
エコー検査ではっきりと膀胱内に結石があるのがわかりました
尿検査では潜血反応あり。結石が尿路を傷つけている証拠だそう
尿に白血球は観測されませんでしたが、発熱があったので念のために抗生物質を処方されました
(この抗生物質が後になって悲劇を引き起こします)
治療法はなく、結石が外に出てくるのを待つしかないとのことで、尿道を開く薬も一緒に処方されました
(この薬、おじいちゃんが排尿しやすくする薬だそうです。。。)
よく水をたくさん飲んで結石が外に出るのを促すのが良いと聞きますが、先生曰く「あまり効果的ではない」とのこと
「結石が出てきたら持ってきてね、成分調べるから」とのこと
結石の成分を調べることで、何が原因かがわかるそうです

11月27日(金)
特に発作はなく、残尿感のみでした
この時の私は、翌日起こる惨事を知る由もなく、既に治った気でいたのでした。。。

2度目の発作

11月28日(土)
朝の4時半頃
腰の痛みで目を覚ます
火曜日の発作と同じ症状なのでロキソニンを飲んで安静にし、数十分で落ち着きました
6時30頃
家を出て職場へ向かう
7時15分頃
職場に到着、再び疝痛発作に襲われる
え、さっきロキソニン飲んで落ち着かせたばかりなんだけど
むしろさっきより酷くなってない??
もはやじっとしていられず、事務所をウロウロしたり転げ回ったり
「ねおんさん、とうとう頭がおかしくなったんですか?」との声
もはや言い返す力はありませんでした
さっき飲んだばかりのロキソニンをやむなく飲みましたが
効かない
全く効かない
むしろ酷くなる一方
吐き気までもよおしてきた
その後トイレの個室に籠る→じっとしていられずウロウロ→トイレの個室、の無限ループでした
9時にクリニックが開くので、その時間までの辛抱でしたが、1時間強が果てしなく長く感じました
クリニックがオープンして1番に駆け込みダッシュ
再びエコーを見ると、膀胱にある結石の位置が前回よりも尿道寄りに移動していました
この頃にはだいぶ痛みは和らいでいたのですが、ボルタレン座薬で応急処置してもらいました
この時わかったんですが、
尿路結石による発作は結石が動いて痛みが和らぐまで我慢するしかないのです
私「仕事中に突然発作が来ると困るんですが」
先生「仕事の前にあらかじめ座薬入れとくしかないねぇ
という訳で今回はボルタレン座薬が処方されたのでした
が、仕事の都合でこの日は薬局に行けず
(この日のうちに無理してでも薬局に行くべきだった。理由は後程)

3度目の発作

11月29日(日)
朝の5時頃
昨日の同様の疝痛発作で目を覚ます
例のごとくロキソニンで鎮める
11時頃
再び発作
あれ、これ昨日と同じでロキソニン効かないパターンでは・・・
とりあえずロキソニンを飲んでみるものの、効果なし
1時間ほどうずくまっていました
その後、動けるようになったので薬局に行き、ボルタレン座薬をゲット&セルフ投入
日曜日だったので近くの薬局が開いておらず、遠くまで歩くハメに
昨日のうちに薬局に行っておくべきだったと、酷く後悔したのでした

その後、終息へ

毎日ボルタレン座薬を投入してから出勤していました
数日経っても結石は出てこなかったのですが、発作も起こらず残尿感も消えていました
12月3日(木)
三度クリニックへ
エコー検査の結果、結石は消えていました
先生曰く、膀胱内で砂状に砕けて排出されることもある、とのこと
内心、結石が尿道を通る痛みを想像して怯えていたので、安心しました

突然私を襲った尿路結石は、かくして11日で終息したのでした

尿路結石の原因は動物性たんぱく質の摂りすぎや運動不足、代謝異常などがありますが、
どれか一つに特定するのは難しいそうです
先生が「水分をよく摂るように」と言っていたので
「サウナが好きなんですが」と聞いてみたら
サウナは良くないよ。血中濃度が上がるから結石できやすくなるよ
サウナに入った時は必ずしっかりと水分補給をするようにとのことでした

後日談

最後にクリニックに行ってから1週間後くらいから数日間お腹を下していました
原因が全く分からなかったのですが、調べてみると最初に処方された抗生物質の仕業でした
偽膜性大腸炎と呼ばれ、抗生物質の作用によって腸内細菌のバランスが崩れ、毒素を発生させる細菌が優位になるそうです
尿路結石が終わったと思った所での思わぬダブルパンチとなったのでした

まとめ

人生初めての尿路結石でしたが、もう二度となりたくないです
私は症状が軽い方だったようで、重症の場合は失神したり、救急車で運ばれたりもするそうです
治療費も今回はあまりかかりませんでしたが、衝撃波で結石を砕く方法だと保険適用3割負担でも7~9万円かかるそうです
かかって良いことは何もないので、今後は食生活や生活習慣に気をつけて予防していきたいです

ここまで読んで頂き、ありがとうございました(^^)

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